ゲーミングPC選び方ガイド|失敗しない9つのポイント【2025年】

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オタクTaichi

はじめまして!あなたの”PC選びの案内人”、オタクTaichi です。
今でこそ友人にPC選びを頼られる私ですが、数年前に初めてゲーミングPCを買おうとした時は、意味不明なカタカナと数字の羅列に頭が真っ白に…。
店員さんの言うがままにPCを買い、いざゲームを始めたら画面がカクカク…。知識がないまま価格の安さだけに飛びついて、大失敗した経験があります。あの時の悔しさからPCパーツを徹底的に研究し、気づけば「PCのことならアイツに聞け」と友人たちの間で評判になりました。

このガイドは、あの頃の私のようにPC選びで迷っている方への**「過去の私への手紙」**でもあります。専門用語で煙に巻くのではなく、隣で一緒に悩むような存在として、僕の実体験に基づいたリアルな情報だけを元に、後悔しないゲーミングPC選びの全知識を9つのポイントに凝縮しました。一緒に最高のPCを見つけにいきましょう!

目次

はじめに:ゲーミングPC選び、もう迷わない!

あなたにピッタリなゲーミングPCが見つかる!目的と予算で選ぶ最適PC診断フローチャート

ポイント1. [目的] やりたいゲームの「推奨スペック」を調べる

ゲーミングPC選びの出発点は、あなたが「どんなゲームをしたいか」です。プレイしたいゲームによって必要なPCのパワーが大きく変わるため、ここが最も重要です。

  • ステップ1:プレイしたいゲームの公式サイトで「(ゲーム名) 推奨スペック」と検索します。
  • ステップ2: 「最低動作環境」と「推奨動作環境」のうち、「推奨動作環境」 を満たすPCを選びましょう。これにより、開発者が意図した快適な環境でゲームを楽しめます。
  • ステップ3: 推奨スペックに記載されている「グラフィックボード(GPU)」の名前をメモしておきましょう。これがPC選びの基準となります。
GPU(グラフィックボード)

ポイント2. [予算] 周辺機器も忘れずに総額で考える

ゲーミングPCは本体だけでは遊べません。以下の周辺機器も必要になるため、総額で予算を考えましょう。

  • ゲーミングPC本体の目安: 10万円~30万円程度
  • 本体以外に必要なもの:
    • ゲーミングモニター
    • ゲーミングマウス
    • ゲーミングキーボード
    • ヘッドセット(またはスピーカー)

これら周辺機器だけでも、安くても数万円、こだわれば十数万円かかることもあります。

ポイント3. [PCクラス] 予算別に最適なPC性能を知る

あなたの「目的と予算」に合わせて、最適なゲーミングPCのクラスを選びましょう。

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予算目安PCクラス目的・プレイできるゲームおすすめ度
〜10万円エントリー以下⚠️注意:最新ゲームは厳しい。旧作や軽量ゲームが中心。基本的に最新ゲームを快適にプレイするなら、この予算帯での購入はおすすめしません。★☆☆☆☆
10万円〜15万円エントリーフルHD環境で、軽量〜中量級オンラインゲーム(VALORANT、Apex Legends等)を快適にプレイ可能。★★★☆☆
15万円〜20万円ミドルレンジフルHD環境で、ほとんどのゲームを高画質・高フレームレートで快適にプレイ。初心者には最もおすすめの価格帯。★★★★★
20万円〜30万円ハイミドルWQHD環境での快適なゲーミングや、一部の4Kゲーミングも視野に。ゲーム配信や動画編集など、複合的な用途で高い性能を発揮。★★★★☆
30万円以上ハイエンド4K解像度や超高リフレッシュレートでの究極のゲーミング体験、プロレベルの配信・クリエイティブ作業など、あらゆる要求に応える最高峰の性能。★★★☆☆

▼「目的と予算」に合わせて最適なPCクラスを選びます。予算ごとのスペックについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事で深掘りしていますので、ぜひご覧ください。

ゲーミングPCの値段、相場はこれ!予算10万円~30万円で買えるPCのスペックをプロが解説

ポイント4. [購入方法] 初心者は「BTOパソコン」一択!

ゲーミングPCを手に入れる方法は主に「自作」と「BTO」の2つです。

  • 自作PC: パーツを一つ一つ選んで自分で組み立てるPC。知識とトラブル解決能力が必須のため、初心者には全くおすすめできません
  • BTOパソコン: メーカー製のPCを、CPUやメモリなどをカスタマイズして注文する方法。専門家が組み立て、手厚い保証とサポートが付くため、初心者は迷わずBTOパソコンを選びましょう

ポイント5. [PC形状] 迷わず「デスクトップPC」を選ぼう

持ち運ぶ必要がなければ、ゲーミングPCは「デスクトップPC」を選びましょう。同じ性能ならノートPCよりも安価で、冷却性能や将来のアップグレードのしやすさも圧倒的に優れています。

ポイント6. [最重要パーツ] グラフィックボード(GPU)の役割

  • 重要度: ⭐⭐⭐⭐⭐ (最も重要!)
  • 役割: ゲームの映像を処理し、画面に映し出すパーツ。GPUの性能がゲームの画質や滑らかさに直結します。
  • 選び方: ポイント1で調べた**「やりたいゲーム」の推奨スペックに記載されているGPU以上のもの**を選びましょう。

ポイント7. [頭脳パーツ] CPUの選び方と二大メーカーの違い

  • 重要度: ⭐⭐⭐⭐
  • 役割: PC全体の処理を担う「脳」。GPUに指示を出す司令塔でもあります。
  • 二大メーカーとグレード: 現在のCPU市場は「Intel(インテル)」と「AMD(エーエムディー)」が競い合っており、どちらも高性能です。
  • 型番の簡単な見方: 「Core i5-14400」のように、ハイフン後の数字が大きいほど「世代」が新しく高性能です。新しい世代のCPUを選ぶのが基本です。
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メーカーIntel(インテル)AMD(エーエムディー)
ブランドCore i シリーズRyzen シリーズ
グレードCore i5 / Core i7Ryzen 5 / Ryzen 7
選び方ゲームがメインならCore i5またはRyzen 5で十分。ゲーム配信や動画編集も考えるならCore i7またはRyzen 7がおすすめです。
CPU
CPU

ポイント8. [快適性パーツ] メモリとストレージの基準

メモリ(RAM): 最低16GBが現在の標準です。ゲーム配信などもするなら32GBあると安心です。

メモリ(RAM)

ストレージ(SSD): ゲームの起動やロードが高速になるSSDは必須です。容量は複数のゲームを入れることを考え、最低でも1TBを選びましょう。

メモリ
ストレージ(SSD)

▼PC全体の処理を担う「脳」であり、IntelとAMDの二大メーカーがあります。CPUやグラフィックボードといったPCパーツの役割について、基本から理解を深めたい方はこちらの記事がおすすめです。

知識ゼロから始めるゲーミングPCパーツ選び!グラボとCPUの違いを世界一わかりやすく解説します

ポイント9. [メーカー選び] おすすめBTOメーカー7選

初心者の方でも安心して購入できる、おすすめのBTOメーカーをご紹介します。

  1. マウスコンピューター
    • 特徴: 充実の3年保証と24時間サポートが魅力。初心者でも安心。
    • 公式サイト: https://www.mouse-jp.co.jp/
  2. ドスパラ
    • 特徴: ゲームタイトルから推奨PCを選びやすい。コラボモデルも豊富。
    • 公式サイト: https://www.dospara.co.jp/
  3. セブン (パソコンショップSEVEN)
    • 特徴: ラインナップが非常に豊富で、こだわり派にもおすすめ。
    • 公式サイト: https://www.pc-seven.co.jp/
  4. パソコン工房
    • 特徴: EスポーツチームとのコラボPCが充実。全国に実店舗あり。
    • 公式サイト: https://www.pc-koubou.jp/
  5. ツクモ (TSUKUMO)
    • 特徴: パーツごとにPCの一覧表が見やすく、スペック比較がしやすい。
    • 公式サイト: https://shop.tsukumo.co.jp/
  6. フロンティア (FRONTIER)
  7. MDL make(エムディーエル メイク)
    • 特徴: LINEでの手厚いサポートが強み。PCに不安がある初心者に心強い。
    • 公式サイト: https://mdlmake.shop/

▼初心者でも安心して購入できるメーカーが5社紹介されています。BTOメーカー選びで迷っている方は、こちらの徹底比較記事も参考にしてみてください。

【2025年版】ゲーミングPCはBTOがおすすめ!主要メーカー5社を徹底比較【初心者向け】

メーカー選びに迷ったら…

とにかく安心感を求めるなら: マウスコンピューター
やりたいゲームが決まっているなら: ドスパラ
手厚いLINEサポートで相談したいなら: MDL.make
予算を最大限抑えたいなら: フロンティアのセール対象モデル

最後のまとめ:最高のゲームライフはもう目の前!

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。ゲーミングPC選びは、一見すると複雑で難しく感じるかもしれません。しかし、今回ご紹介した9つのポイントに沿って一つずつ考えていけば、決して難しいものではありません。

最後に、最も重要なことだけをもう一度おさらいしましょう。

まず「やりたいゲーム(目的)」と「総額の予算」を決める。 オタクTaichi

初心者は保証が手厚い「BTOのデスクトップPC」を選ぶ。「目的のゲームの推奨GPU」と「予算」に合うPCをメーカーサイトで探す。CPUは最新世代のCore i5/Ryzen 5、メモリ16GB、SSD 1TBを基準に考える。

この4ステップさえ押さえておけば、あなたが初めて手にするゲーミングPCで後悔する可能性は限りなく低くなるはずです。

この記事が、あなたのゲーミングPC選びの不安を解消し、最高のゲームライフへの第一歩を踏み出すきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。さあ、あなたにぴったりの一台を見つけにいきましょう!

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